しょうもないことを繰り返している

つらくなってしまったので、吐き溜めを作った。

吐き出したいだけならば日記帳でいいのだが、昔からなにかと書いてはインターネットに放流していたので
どうもそれを繰り返してしまう。
誰にも見てもらえなくてもいい、でも、もしかして世界のどこかでは、私の言葉を誰か受け取ってくれているかもしれない。しょうもない期待でもって。

長い間小説を書いている。
一次二次問わず、ジャンルを転々としながら書いてきた。上手いか下手かでいえば、上手いほうではないだろう。それでも頭に浮かんだ場面を書かずには居られないし、もともとは一次創作に長くいたこともあって、感想もらえないとか、誰からもみてもらえないとか、そういうのは平気なたちだった。
一次創作をしたりしなかったりしながら、時々二次創作をするということを長い間続けていたのだが、最近新たなジャンルにハマった。
そんなに規模が大きくないのに、かき手が多いジャンルで、体感としてはロムの人も多い。一昔前のコンテンツなんだけど、色々な要素があっていまでも新規のファンが増えたりしているようだ。
狂ったように二次創作をしていたら、思いがけずたくさん感想を貰えた。びっくりした。過去にメジャー漫画作品で二次創作していたときは、SNSで話したことのある人だけ感想をくれたし、そんなもんだろうと私自身思っていた。私自身、あまり受けるような話を書くタイプではない。文章も読みやすさしか気をつけてない簡素なものだ。ストーリーを考えるのだってそう上手くはない。オチはつけられるけど地味だし。
だけど私にしてはたくさんの人に読んでもらえて、感想を貰えて、したことのない経験にメンタルが訳分からなくなってしまった。

どうせまあ、それは原作の下駄の上のことです。

もともと希死念慮がかなり強いタイプで、根暗だ。出さないようにはしているが、他人と話すときはSNS越しなのに緊張する。緊張すると死にたくなる。
自分の小説の下手さにも死にたくなる。頭の悪さにも。とはいえ物心ついたときから死にたいと思って生きてきたので、それを宥めながら二次創作する日々。マジでしょうもな……。

好きと言われれば嬉しいが、そんなものは原作あってのことで、そのCP でなければその人だって読みはしない。
あー、はいはい、アリガトウゴザイマス~~ってなもんだ。最低だ。
自己表現のために、その好きな作品を利用しているのは私自身だと言うのに。
だれも私の小説が好きな訳では無い。恨み言ではなく、純粋にそう思って、そりゃそうだろと思って、死にたくなっている。

書くのは好きだ。小説を読むのと同じくらい。でも私は書くことで、だれかと、世界と繋がりたいと思っている節がある。
現実に友だちは少ない。仲良くなることは苦手だ。他愛ない世間話ならばできるけど、深く付き合うことができない。
かといって、他人と仲良くしようと思うと結局、とても疲れる。精神が摩耗して、生活が立ち行かなくなる。相手のせいにしたくはない。私は限度がわからず、相手が持てというものを際限なく受け取ってしまう。放り出すこともできずに、そのまま底なし沼の底へズブズブ沈む。そうなるとやはり死にたくなる。

想像だけが私の自由だった。そこは孤独だったが、それでもいいのだと思う時もあった。なんにしろ人は孤独だし、多くの人たちはそれを見ないふりするために、友だちや恋人を作るのだ。でも本当の現実は孤独だけが真実なんだと思っていた。それがほんとうなんだと。

小説をかくことは、私にとっては世界のことを考えることだった。私ではない人間、私の所属しないコミュニティ、そういうものに思いをめぐらせることこそ、世界に繋がることだ。本を読む時に私は私の知らない世界に触れ、知り、喜びを感じる。同じように書く時にも理解し、傷つき、そこにたしかな手触りを感じるのだ。私は慈しみ合うような人間の感情をしらないけれど、知ることは出来る。私の中の欠落は埋まらないが、しかしその穴の形を辿り、きっとこれが足りないのだと思い知ることも出来る。
書くことは、いつもどんなときも私には幸福だった。

それは果たして誰かに届くのだろうか。


いつも小説を書くとインターネットに流す。
そこまでで、1セットだ。
そうすると、その作品は私の中でおしまいになる。
時々読み返すと、もはや他人の作品のようだ。
我が子のような愛着もない。
なぜこんな話しを書いたのかすらよく覚えていない。


感想はうれしい。
謙遜ではなく本当に稚拙な作品で、それでも読んで、声をかけてくれるのだ。
申し訳なく思うくらいだ。
二次創作ではなく、ながらく更新していない一次創作でも、いまだにブログを訪問してくれる人がいる。
時々コメントをくれる。
私がしょうもない落ち込みをしてても、その人は見守っていてくれる。
どうしてなのか、私には皆目分からない。もしかして、あまりにも暗いブログに心配になってしまうのかしら?

それなのに私は、少しも満足することが出来ない。
誰にもわかってなんてもらえない、そういう負のエネルギーが私を突き動かす。誰にも認められることなんてない、そういう確信が心を占めてる。
だから優しくしないでいいですよ、と文字にせずに思う。
どこかにうちすてて、どうか忘れて。

どうかしているなとおもう。
繋がりたいのに、忘れて欲しい。誰の負担にもなりたくない。あまりにも、なにもかも、生きるのに向いてないの。